決して生まれ変わらず、今この瞬間のまま
みなごろちゃんが死にました。
目に見えて、生きとし生けるモノ全てとコミュニケーションを取ることが苦手なえむねこは、Twitterこそが唯一、この世界と自分を繋ぎ止める糸、あるいは鎖のようなものでした。
そいつが断ち切られても、いや、切り離すことすら出来ず引き摺りながらうずくまっています。その重さはあまりにも心地よく、懐かしい匂いがするのです。
本当は、ずっと前から、何もかも終わってほしかった。
心の何処かで世界が終わるのを待ってた。
世界が終わってしまえばもう寂しくないと思ってた。
それなのに世界はいつまでも回り続けて、永遠を錯覚させる。
そしてなんの前触れもなく、至極当然に、ゆりかごの中がからっぽになる。
今までも、これからも、ずっと。
だから、これは多分、遺書だ。
どうか。
先立つ不幸をお許しください。
幸せになれなくてごめんなさい。